伊達の軍勢は、朝鮮遠征軍の予備軍として、肥前・名護屋城で長く待機していた。文禄2年4月、ついに伊達軍はプサン(釜山)に上陸するが、遠征軍は各地で敗北を喫し、伊達軍も苦しい戦いを強いられることになる。8月、淀君(樋口可南子)が男子を産むと、秀吉(勝新太郎)は、朝鮮遠征軍の撤退を決断した。翌年、政宗(渡辺謙)の正室・愛姫(桜田淳子)も女の子を出産、政宗は「初めは、姫でよいのだ」と愛姫を慰めるのだった。