政宗(渡辺謙)は、ひそかに農民一揆を勃発させて、ライバル・蒲生氏郷(寺泉憲)をかく乱しようと計画していた。しかし、伊達家の家臣が寝返り、政宗が農民一揆の首謀者に与えた密書を氏郷に渡してしまう。政宗の謀略を知った氏郷は、「政宗謀反」の証拠として、密書を秀吉(勝新太郎)の元へと届けた。政宗は秀吉から上らくを命じられるが、証拠の書状には政宗の花押が押してあり、今度こそ打ち首を覚悟するしかなかった。