天正13(1585)年10月、畠山義継の人質となった政宗(渡辺謙)の父・輝宗が非業の死を遂げる。政宗の母・お東の方(岩下志麻)は、輝宗が亡くなったのは政宗の不手際だと責める。政宗は父の葬儀を盛大に執り行い、一日も早く二本松城を落とす決意を新たにする。一方、二本松城救援のため、佐竹・芦名ら南奥州の大名連合軍が、3万の軍勢を須賀川に結集する。政宗は、伊達家の存亡をかけた戦いで勝利する。