巨大医療グループ・満潤会の満堂潤三郎(大和田伸也)から「50億円で堂上総合病院を売って欲しい」と持ちかけられた森山(高嶋政伸)は高級料亭で接待を受け、ますますその気になっていく。相良(沢村一樹)はたまき(野際陽子)に自分が堂上を去る意志があると伝えると共に、翔子(滝沢沙織)から入手した森山と満堂の密会の写真を見せ、さらなる危機感をあおる。 悪びれる様子もなく世代交代をつきつける森山に、たまきは最終テストとして「いいドクターになること」を要求する。はたして「いいドクター」とはどのようなドクターなのか。森山は自分を省みながら頭を悩ませるが、なかなか答えが出ない。そんな折、通勤途中のバスの中で急に容態が悪くなった乗客の淵森拓郎(金井勇太)を助け、堂上総合病院へ入院させる。 相良は胃がんを発症した入院患者・安藤紀代子(丘みつ子)の手術に臨むが、思いのほか腫瘍が浸潤しており、一気に取り除くことはかなり難しい。しかし、相良は再発のリスクを下げるためにも手術の続行を決断する。一方、森山が自分勝手な淵森に説教をしていると、突然、淵森が痛みを訴え、容態が悪化してしまう。 相良と森山はそれぞれの患者を救うことが出来るのだろうか!? そして堂上総合病院の行方は……!?