SSBC強行犯係に報道番組の取材が入り、伊垣修二(大森南朋)、名波凛太郎(相葉雅紀)をはじめとしたメンバーたちが清水琴音(水嶋凜)のインタビューを受ける。デジタル捜査の重要性のみが語られることに不満げな捜査一課長の八重樫雅夫(遠藤憲一)を横目に、木沢理(伊藤淳史)は自身の地理的プロファイリング技術の功績も大いにアピールするのだった。 そんな折、都内で立て続けに放火事件が発生。8件のうち7件は、現場付近の防犯カメラが犯行直前に”ジャミング(通信妨害)”されており、犯行時刻の映像が残っていなかった…!残る最初の1件は付近に防犯カメラが少なく、唯一「フードを被った細身の人物」が住宅街を駆けていく姿だけが映されていた。 防犯カメラ映像もない、周辺の聞き込み捜査でも目ぼしい情報が出てこない――捜査が行き詰まり、八重樫や捜査一課・主任の青柳遥(松下奈緒)からなぜか「役立たず」呼ばわりされるSSBC強行犯係。そんな中、地理的プロファイリングを駆使した木沢は、8件の放火事件が起きた場所を地図上に示し、全ての犯行が円で囲まれたエリアで行われていることを指摘する。さらにプロファイリングを進めた木沢が割り出した”放火犯の拠点”と思われる場所へ向かった伊垣と名波たちだったが、そこは広大な墓地で…!? その矢先、完全に手詰まりとなった捜査一課とSSBC強行犯係を嘲笑うかのように、次の犯行が起こる! そこは、木沢のプロファイリングからは全く離れた位置…。SNSには「SSBC強行犯係は無能集団」という書き込みまで現れてしまい…?