小浜で清海からヒントをもらった喜代美は、「大阪に常打ち小屋を作りたい」と、草々たち一門の皆に訴えます。「自分がかつて落語に救われたように、たくさんの人を笑わせて元気づけたい。そのためには常打ち小屋が必要だ」と言うのです。意を決した徒然亭(つれづれてい)一門は改めて鞍馬(くらま)会長のもとを訪ねますが、「やれるものならやってみたらいい」と突き放されてしまいます。