がんの治療中だったイギリスのキャサリン皇太子妃が今月、ほとんど症状が出ない「寛解」の状態になったことを公表。治療中、国民が高い関心を寄せた一方、メディアの報道は極めて抑制的だったと言われている。かつて、大衆紙などがダイアナ元皇太子妃を執拗に追いかけたことへの教訓が背景にあると指摘されている。イギリスメディアの王室報道の変化を取材した。 【キャスター】別府正一郎,中川栞