金志郎(玉木宏)は、副署長の半田(柳沢慎吾)から頼まれて、署員たちのあいさつや身だしなみの抜き打ち検査をしていた。するとそこに、刑事課の水口(平山祐介)が駆け込んでくる。署に来る途中、建物上階から花瓶が落ちてきて命を狙われた、というのだ。南(高嶋政宏)は、考えすぎだと水口を諭すと、机の上にあった差出人不明の封筒を手に取った。が、その中には、脅迫状とカッターナイフの刃が入っていて…。
南は、家出した女子高生の捜索願や窃盗事件を後回しにして、強盗致傷事件に集中するよう、松本(白洲迅)に告げる。そこにやってきた金志郎は、脅迫状の送り主を見つけてからでもいいのではないか、と南に助言した。だが、南は聞く耳を持たない。金志郎は、水口が南からもらったジャケットを着ていたことから、狙われているのは南だと判断し、ベテラン刑事の元山(半海一晃)に、南を恨んでいそうな人物のリストアップを依頼する。
金志郎は、実里(瀧本美織)とともに、リストアップされた人物を調べ始める。ところがその矢先、南のもとに、娘のめぐみ(駒井蓮)のスマートフォンが入った郵便物が届けられる。その中には、車の後部座席で後ろ手に縛られているめぐみの画像があった。
事件を受け、警視庁の秋嶋方面本部長(東根作寿英)が捜査の指揮をすることになった。そんな中、南は、誘拐犯から、全国ネットのテレビ中継で謝罪するよう命じられ…。