サラリーマン実吉。受験生の三島、バンドマンのルキーニ、体育教師の牛山、エグザイル大好きおばさん、新子。5人はある日突然、地球防衛軍に選ばれた。任務は、地球侵略を試みる宇宙人に、侵略をやめ、自分の星に帰ってもらうよう説得すること。ここにいる皆は、 宇宙人の嫌がる低臭波を持っている日本でたった5人の人材であり、宇宙人が説得に応じない場合はその低臭波でやっつけて欲しいということだった。 さっそく現れたのはパロール星人。故郷の星がウイルスにやられ、移住できる星を探しにきたのであった。パロール星人の生命力はとても弱く、寿命は一週間。どう考えても地球人の方が強く、諦めたパロール星人は故郷へと帰っていった。 今回は弱かったが、強い奴が来た時への不安が募る。皆が辞退しようとしたその時、ワープカプセルから香織が現れる。めちゃくちゃ美人な新メンバーに男たちは態度を一変、地球防衛軍を継続するのであった。
今日のシフトは、実吉、ルキーニ、新子。実吉が嫁から電話の対応をしている隙に、新子はエグザイルのライブに。ルキーニは自分のバンドのライブにそれぞれ行ってしまっていた。その時、警報がなる。現れたのはゴーダ星人。実吉が対応するが、息子のサッカースクールの送り迎えを嫁から催促されており、いったん地球に帰る。代わりにきたのは、香織、牛山、三島。しかし3人は、シフトではないので自分の予定を優先すると文句を言い、すぐに帰っていった。 実吉が月に戻ると、ゴーダ星人は1人待っていた。話を聞くと、上司の命令で侵略にきており、ゴーダ星人もまた中間管理職ならではの苦悩を抱えていた。同じ境遇のゴーダ星人に同情して、侵略を許してしまいそうになる。その時、新子が戻ってくる。新子が脇の匂いを嗅がせるとあえなくゴーダ星人は消えていった。かくして今日も地球の平和は守られたのであった。
シフトでもめる6人。ヤボ用でまたシフトに入れないと言う香織を問い詰めると、実はとても貧乏で、マッチ売りや、靴磨きをして生活をしていると告白する。新子と、じゃんけんで負けた三島がシフトに。 今日もどうせ来ないだろうと世間話をしていたところ、てんとう虫のような姿をした、サンバ族が現れる。地球人が火星に解き放った生き物から進化を遂げた種族で、その復讐を果たすために侵略に来たのだった。目的は地球のラブラムシを食べつくすこと。その野望を熱く語る側で、新子は今日もエグザイルのチケット。三島は勉強に勤しむのであった。サンバ族は虫の知らせで、他の生き物の能力を察知することができた。早稲田の赤本をやっている三島が実は偏差値40、クラスでビリだったのを見破る。初めて自分はバカだったことに気づく。怒った三島は、仕返しに脇の下の匂いをくらわせ、サンバ族を消し去る。かくして今日も地球の平和は守られたのであった。
月のピット、応接室。タルパス星人が襲来していた。しかし、ルキはまもなく始まるライブに行こうとしていた。納得のいかないタルパス星人は。重要なパートなのか問うが、ルキのパートは”司会”だった。演奏前にメンバーの紹介をし、はじまったら観客席に降り全力で応援するという役割。ルキはライブへと向かった。 ワープしてきたのは牛山。話を聞くと、タルパス星人の星は既に滅亡してしまい、最後の生き残りの2人だった。なので、援軍が大挙してやってくることもなく、彼らは巨大化などもすることができないらしいので、侵略はかなり厳しい様子だった。体育教師っぽく、その事実を諭す牛山。そのキモいフォルムでも受け入れてくれる星へと送り出すのであった。 シフトのことでグダグダともめている一同。そこにバンド仲間を連れたルキがワープしてきた。前のバンド仲間とは喧嘩別れしたらしく、新しく組んだのは誰も楽器の弾けない、エアバンドだった。
今日のシフトは実吉とルキーニ、そして香織。地球防衛軍の仕事にも慣れてき、余裕が出てきた。実吉と香織が2人きりになった時、会話の流れから香織が実吉に「好き…だからかな」と突然の告白をする。実吉は部屋を出て行き、入れ違いに戻ってくるルキーニ。香織はルキーニにも、同じく告白をする。舞い上がる2人。香織が急な用事を思い出したと言うと、スグに帰してしまう。その時、警報が鳴る。現れたのはゲルバーバ星人、とてもブサイクである。ふてくされる2人。頭の中は香織の事でいっぱいで、ゲルバーバ星人の話はいっさい耳に入ってこなかった。ゲルバーバ星人を置いて、香織の元に向かう2人。ワープすると、代わりに強制転送されてきたのは香織と新子だった。ゲルバーバ星人と対峙する香織と新子。香織は自分が地球で一番可愛い、あなたが来ても完全に無駄。と言い放ち、ついにゲルバーバ星人は諦めて帰っていったのであった。
今日のシフトは牛山と三島と新子。新子は相変わらずチケットを落札中。そこに警報が鳴る。現れたのはロラリラス星人。水を求めて地球侵略に来た。ロラリラス星人と牛山が、三島に受験問題を繰り返している最中、勢いでロラリラス星人のヅラがとれてしまう。へなへなになるロラリラス星人。牛山はそのまま、三島を連れて勉強の特訓へと向かった。落札を終えた新子が応接室に行くと、へなへなのロラリラス星人が。2人は話をしていくうちに、だんだんと打ち解けていく。 次の日。実吉たちが来ると、新子がいた。新子は突然、ロラリラス星人と結婚すると言い出した。応接室に行く4人。ロラリラス星人の結論は、人類を抹殺して最後に新子を殺す、という事だった。それでも良いと言い出す新子。しかしルキーニが、結婚相手はエグザイルなんじゃないのか!?と言うと、我に返る新子。脇の匂いビームを食らわせロラリラス星人を消し去った。
今日のシフトは牛山、ルキーニ、香織。ルキーニはライブのチケットが売れず、イライラしていた。そこに警報が鳴る。現れたのは弱そうなゾルゲール星人。1人で対応に行った香織はゾルゲール星人の脅しには構わず、ゲームをする。そこに牛山が入ってくる。ゾルゲール星人は、なぜ侵略に来たのかを話すが、牛山も学校で問題がありほとんど聞いていない。クラスで一匹だけ動物を飼うことになったが、何を買うかで揉めているという。ゾルゲール星人は、亀などを提案するが、すべて卑猥な言葉として受け取られ、ビンタを食らう。問題は解決せず、牛山は帰っていく。便乗して香織も帰っていった。そこにルキーニが入ってくる。ゾルゲール星人の仲間が2000人いることがわかり、ルキーニはライブに来ないかと提案。ゾルゲール星人も乗り気になるが、実吉が慌てて入って来て止めにはいる。なんの取り柄もないゾルゲール星人は、地球侵略を諦め旅立っていくのだった。
実吉と三島がソミアル星人のルミアと対峙している。かなりの美人で、興奮する2人はなんとか地球に招くことができないか、その方法を探っていた。そこにルキーニがやってくる。事情を話すと、ふざけんなと勢いよくルミアの元へ向かうが、出会った途端に態度が変わる。三島がルミアに交際を申し込むが、ルミアは両性具有なので付き合うという概念がなかった。再び作戦会議に戻る。牛山もルミアの元へ向かうがあっさり落ちてしまう。なんとか共存できないかと思案している時、新子と香織もくる。香織がルミアの元へ。あまりの可愛さに一瞬怯む香織。しかし、自分が宇宙で一番可愛い女だと対抗。本性を表し、ルミアと言い争う。男たちはルミアを男に惚れさせ、女に進化させるという作戦を立てていた。皆が向かうと、ルミアが香織の肩を抱いていた。ルミアは香織に惚れ、男になっていたのだった。諦めた男たちは匂いビームを出し、ルミアを消し去ったのだった。
今夜のシフトは、実吉、ルキーニ、香織が入ることになった。香織が、実はコールオブデューティーのロシアの赤い薔薇は自分だと、カミングアウトし始める。これまでヤボ用と言っていたのは、ゲームをするための嘘だった。ルキーニとゲームで意気投合する香織。警報が鳴るが、ルキーニと香織は完全にゲームモードで、ひとまず実吉が対応に行くことに。応接室に行くと、ゴールド星人がいた。ゴールド星人のフォルムは完全にチンコだった。実吉が帰る時間になり、ルキーニを無理やり連れてくる。ルキーニはゴールド星人を見たとたんに笑ってしまう。ルキーニはゴールド星人に、その頭が見えていては地球ではモテないと説明する。仕方ないと宇宙服を着るが、コンドームにしか見えなかった。そこに新子がワープしてくる。ゴールド星人は新子にアプローチを仕掛けるが、新子にハッキリとチンコチンコと連呼され、罵られる。諦めたゴールド星人は帰っていったのだった。
巨大宇宙船が近づいていると警報が鳴る。三島が様子を見に向かったが、なかなか帰ってこない。ルキーニが覗きこむと恐ろしい出で立ちの宇宙人が。牛山も向かう。そこには倒れている三島とルキーニ。牛山は低臭波ビームを出すが、まったく効かなかった。宇宙最強のズカ星人。地球の危機だったが、牛山は学級も危機だった。牛山は事情を説明。ひとまず学校に帰った。入れ替わりに実吉と新子がくる。その時、倒れていた三島とルキーニが起き上がる。どうやらズカ星人のビームは能力が上がるだけだった。しかし、ズカ星人にはもう一つのビームがあり、新子はそれを浴び、倒れる。皆でいっせいに低臭波ビームを出すが、跳ね返される。もうダメかと思ったその時、香織が現れ、うんこビームガンを放ち、ズカ星人を消し去ったのだった。皆が悲しんでいると新子が起き上がった。体重が5キロ増えただけだった。こうして地球の平和は守られたのであった。