不景気のあおりを受け、仕出し「川原屋」のお菊は、掛け金の回収もままならず、高野藩との取引も打ち切られる。その上、亡き夫の親戚からは、商売を存続させるため、料理人・京一との縁談を強いられる。そこでお菊は苦し紛れに「伴四郎と恋仲だ」と嘘をつき、伴四郎&お菊VS京一の料理勝負に発展!伴四郎はしり込みするが、ある日、お菊の、亡き夫が残した「川原屋」への想いを知り...。