二つの民族が暮らしてきたコソボの小さな通り。25年前に民族紛争で敵同士となった彼らを取材したディレクターが、その後の人生をたどる。難民キャンプで「人のために」と懸命に働いていたアルバニア人青年は、親族を殺したセルビア人への憎しみを抱えていた。今回、彼はディレクターの訪問を強く拒否。“勝者”が背負わされた過酷な運命とは?戦争に翻弄された人々の人生を、25年の映像記録とともに描く大河ドキュメンタリー。