タイムマシーンで戦国から送られた瀕死の若君・忠清(健太郎)に、速川家の面々は驚くが、母の美香子(中島ひろ子)の尽力で命を取りとめる。戦国時代にいる唯(黒島結菜)は、タイムマシーンの仕組みから、3分すれば忠清は戻るはずと、気楽に構えていた。が、戻ってこず、若君が消えたと大騒ぎになってしまう。しかも成之(松下優也)の策略で、唯は忠清の失踪への関わりを疑われることに。城から逃げ出した唯が偶然出会ったのは、忠清のいいなづけの阿湖(川栄李奈)だった。一方平成の世での忠清は、唯を心配しつつ養生していた。にじみ出る若君らしさは、尊(下田翔大)らを魅了する。忠清は戦国で近いうちに自分が死に、一族が滅びる運命と知り、衝撃を受ける。やがて戦国に戻れる、次の満月の夜がやってくるが…。