神聖クメン王国の根拠地を目指して、ムナメラ河を遡行するアッセンブルEX-10の特殊部隊。カン・ユーは敵の殲滅が目的だと思っていたが、本当の目的はキリコだけに知らされていた。そのために、目的地に到着後の指揮はキリコに任されている。カン・ユーにはそれが面白くない。 目的地へ向かう途中、腹に一物あるカン・ユーは、キリコの反対を押し切って民間船を臨検、沈めてしまう。そうした行為に、カン・ユーに対する信頼を次第に低下させていくポタリアたち。 一方、カンジェルマン宮殿ではクメン王国政府側の大規模攻勢も近いとみて、準備に余念がなかった。 やがて、ムナメラ河中流に到達した特殊部隊は、ラモー寺院に上陸する。隠密行動を命じられていたためにキリコは反対するが、カン・ユーは聞く耳を持たずに捜索を始め、潜伏していたビーラーゲリラを発見してしまう。戦闘は特殊部隊の戦力が圧倒的するが、寺院は廃墟と化す。そして、特殊部隊の船も沈んでしまったため、これ以上河を遡ることもできなくなってしまった。 そこへ、EX-10に志願入隊したバニラが、特別任務を携えて到着した。