行は、荒川河川敷を仕切っているという河童の着ぐるみの姿の男・村長から「リク」という名前をもらい仲間として迎えられた。行(リク)を驚かせたのは、河川敷に集まった不法占拠者たちが皆、どこかおかしな人たちばかりだったこと。村長をはじめ、シスターの格好をしたいかつい男、星や鳥のかぶりものをした男、マゲを結った男、鉄仮面をかぶった子供たち・・・・・・。彼らは勝手に畑や牧場を作り、リッパに衣食住を自給自足で賄っていた。