The final episode brings to a close the bittersweet ending of this series. The police are on the lookout for the two runaways, Yoshimori and Shiori. Miki is also hot on their tails as the two try to find the island where Kahori went to as a child. Will they get to see the constellation called the Southern Cross? What will happen between Yoshimori and Miki? What about Shiori and her father Hiromu? And of course, what about Yoshimori and Shiori? The answers lie within.
6年前、3人で逃避行をしていたときに約束した家族旅行に出た柴田理森(豊川悦司)と綿貫誌織(山田麻衣子)。南十字星が見える鹿児島の小さな島へ。しかし母の遺骨を埋めたら理森とは別れなくてはいけない。誌織は「一人になりたくない。好きなの!」と理森への想いを訴える。「愛している人をこれ以上失いたくない」という理森の言葉に素直になる誌織。
かほりの思い出の島が見える。干潮になると島まで道ができるが、干潮は明日の午後。無人駅で一夜を過ごす2人。
一方秋本美紀子(永作博美)も島にたどり着く。誌織が母の墓の前で語っていた想い出話から、2人の行く先に思い当たったからだ。2人の足取りをつかんだ美紀子は、誌織の義父・広務(佐野史郎)に、誌織を連れて帰るからただの家出だと発表して欲しいと電話する。断る広務だが、「広務さんの一番大切なものって何ですか」という美紀子の問いに考え込む。
翌日。時間までボール遊びをする誌織と理森。2人は別れを予感しながらも、島へと続く道ができる入り江へと向かう。そこには美紀子がいた。「ちゃんと警察に話して」という美紀子に、「誌織とかほりに南十字星をみせてやりたい」と理森。その決意に美紀子は納得する。「ずっと美紀子に甘えてばかりだった」という理森に「甘えていたのは私のほう。でももう待たない。私の生き方は私が決める」と美紀子も理森との別れを決める。理森が最後に頼んだのは、誌織を清澄まで連れて帰ることだった。
島への道ができ、島の灯台に向かう2人。南十字星はすぐには見えない。「ママを埋めてあげて、すぐに行こう