This episode marks a drastic change in the feel of the dorama, as even the locations become varied. Yoshimori, Kahori, and Shiori run away on the train. Eventually they meet up with Yoshimori's long gone mother, who lives on a farm. But Hiromu goes all out in an effort to locate his wife. Still, the focus is on the general feeling of optimism felt among the three "runaways."
町村かほり(夏川結衣)は柴田理森(豊川悦司)との密会のために別荘を借りていたが、夫・綿貫広務(佐野史郎)に知られてしまい、娘・誌織(鈴木杏)と離されてしまうことに。この母娘を離れ離れにはさせられない!理森は強い衝撃にかられ、2人を連れて電車に飛び乗ってしまった。興奮さめやらぬ2人をよそに、誌織は旅行気分で景色に歓声をあげている。安住の地を求める旅が始まった…。
北への旅を決めた3人だが、途中誌織が熱を出し、秋田の病院にいく。理森は父で駅長の憲史(前田吟)の話を思い出す。20年も会っていない母・岡安すみ子(リリィ)が近くの牧場にいるはずだ。自分と父を、いわば捨てて逃げた母だが、今の理森の心情を一番理解出来る人だった。理森はかほりと誌織を連れて母のきりもりする牧場で働きながら暮らすことに。
一方広務は出張から帰ってきて、かほり達の姿がないのに気づく。理森が2人を連れて電車に飛び乗った事を知り激怒。しかし無抵抗の駅長と、悲しみながらも理森をかばう秋本美紀子(永作博美)にはそれ以上言えない。おまけに父・純一朗(仲谷昇)には「いつかこんな日が来ると思っていた」と冷たく言われ、広務は徹底して3人を追うことを心に決める。
3人の牧場での生活は順調だった。しかし広務の追求が迫ってきていた…。