大工の棟梁・源太(高橋長英)と息子の小源太(山崎裕太)は、互いに相手を思う気持ちを伝えらずけんかばかりしている。市中を押し込み強盗が荒らし廻り、襲われた店はみな源太が普請した店と分かる。そして昔ぐれていた小源太が疑われる。息子の疑いを晴らそうと病を押して、源太は普請した店で寝ずの番を始める。小源太は犯人なのか? 東吾(中村橋之助)が探索を進め、親子の協力で賊は捕まるが、源太の余命は尽きてしまう。