アラサーの崖っぷちティーンズラブ漫画家・福永朱音は、イケメンエリートだけどクズな高城直哉と出会い、漫画の“参考資料”として同棲生活をスタートさせる。そんな中、漫画の新連載へ向けて準備を進めるにあたり、次の構想を練り始める。 今度は素敵なデート回にしようと思いついたまではよかったが、恋愛経験が乏しい朱音には、具体的な行き先はもちろん、デートの何が楽しいのかさえもさっぱり分からない。「ここはやはり参考資料を使うしかないか……」と直哉に、ネットで見つけた「理想な デートプラン」に付き合ってくださいと頼む朱音。 当日、買い物やディナーなどと盛りだくさんなスケジュールをこなそうとする朱音に、「もっととっておきのデートしよ」と直哉が囁く。直哉が連れていったところとは…!?
女の子と腕を組んで歩いている直哉を目撃する朱音。“爆裂仕事脳”が始動して、積極的年下女子から秋川君が誘惑されるという展開を思いつき、編集者の美月からも「嫉妬は恋愛の極上スパイス!」と絶賛されるも、心がざわつく朱音。 しかし、腕を組んでいた女の子は直哉のいとこ・芽依であることがわかる。腕組み女子は直哉のいとこ・芽依だった。芽依は漫画家志望で、憧れのあかねくるみ先生に漫画のアドバイスをお願いする。 だが、直哉に対しての距離の近さや朱音の知らない直哉との過去の思い出を楽しそうに話す芽依に対して嫉妬を抱く自分に気付く朱音。戸惑いを隠せない中、芽依は直哉に「過去を引きずっている」と何やら意味深なことを伝え…!?
直哉の従妹の芽依から直哉を知らなすぎると言われた朱音は、漫画に生かすためにも直哉の過去を探る決意をし、尾行を決行する。すると直哉は仕事終わりにバッティングセンターを訪れ、オーナーの正和と親しそうに話したり何かを振り払うかのようにバッティングに打ち込む直哉を目撃する。初めて見る直哉の真剣で時にどこか寂し気な表情に驚く朱音。 帰っていく直哉を引き続き尾行しようとしたところ、正和に呼び止められ、直哉について話をすることに。直哉の幼なじみの父親だという正和は、昔のことを尋ねる朱音に本人に聞いた方がいいと直哉を呼び戻す。参考資料としてだけでなく、直哉のことを理解したいと言う朱音に、「明後日、ちょっと付き合って」と頼む直哉。直哉は自身の過去を打ち明けるため、朱音をとある場所へ連れていき…!?。