新潟から戻った美佐子(伊藤蘭)は店に立つ。こころ(中越典子)はいづみ(岸惠子)に、若女将として仕込んでほしいと頼む。美佐子が安心して新潟へ行けるためだけでなく、自分自身が成長したいからだった。ブラジルに帰るまでの間の指導を引き受けたいづみは、客へのあいさつの所作から仕込む。ある夜、酔っ払い客(ジョーダンズ)のあしらい方で、こころは美佐子との差を思い知る。