奉納花火で家族のために美しい八重芯を上げた沢朗(寺尾聰)。こころ(中越典子)と美佐子(伊藤蘭)は感謝の言葉を伝える。匠(玉木宏)は、親のために佐渡に帰ることになるかも知れないと言う。美佐子は、新潟に残って工場を続けたいという沢朗の思いを受け止め、再び別れて暮らす決断をする。話を聞いていたこころは、女将としての自分の力のなさを感じる。