花火工場で二人きりになった沢朗(寺尾聰)とこころ(中越典子)。沢朗はこの15年間の思いを語るが、こころは激しく拒絶してしまう。翌朝こころは、食事の世話に来た佐緒里(かとうかずこ)から、沢朗が渡せないまましまっていたこころへの贈り物の数々を見せられ、初めて父の思いを知る。こころは、子供たちを置いて一度東京に戻る決心をする。そこへ突然、携帯電話に連絡が入る。