花火大会当日。沢朗(寺尾聰)は「きよ川」に電話し、自分の花火を見てほしいとだけ伝える。いづみ(岸惠子)は、沢朗に会いに行くよう美佐子(伊藤蘭)を諭すが、煮え切らない美佐子。代わりに会いに行ったこころ(中越典子)は、二度と自分たちの前に現れないでほしいと告げる。だが、その夜沢朗があげたのは、かつてのこころたちとの思い出の和火だった。思わず涙を流すこころの前に、優作(仲村トオル)が現れる。