ある日、『阿吽』に一人の小学生がやって来る。彼は一流料理店『和食おおそね』の料理長の息子・樹だった。清美(桜田ひより)が作ったまかないの肉じゃがに惚れ込んだ樹は「僕と結婚してください!」「こんな定食屋でなく、おおそねで修行してほしい」と清美に懇願する。 樹の物言いが気に入らない清正(窪塚愛流)は、思わず「俺がおおそねの味を超える料理を作ってみせる」と言ってしまい、善次郎(渡部篤郎)に咎められるが…。