定時とともに会社を飛び出す銀行支店長の星さん(光石)。向かう先は公園だ。そこで落ち合う仲間は、スーパー店長の渡辺さん(高橋)と、スポーツ用品メーカー営業部長の常田さん(橋本)。彼らの目的は自分たちが楽しめる“金のかからない遊び”を考え、実行する事。 今日、何をするかの話し合いの末、星さん提案の「無目的散歩」で合意した3人。投げた棒切れの先を進路として進んで行くという単純ルールだ。 小学生の冷視線をもろともせず、分かれ道や初めて通る道を大喜びではしゃぎながら行くおじさんたち。しばらく行くと長い急階段に行き着く。しかし、階段方向を指し示す棒切れを前に、既に体力の限界を感じているおじさんたちは狼狽する…
近所をサイクリングする事にしたおじさんたち。ただのサイクリングではつまらないので罰ゲーム付きのレースをする事に。名付けて「ツール・ド・ご近所」。 罰ゲームは、ビリが一位のお願いを聞くというものだ。普段から大量の買物を妻から発注される常田さん(橋本)は、買物代行をかけてロードバイクで参戦。渡辺さん(高橋)も、電動アシスト付きだが、星さん(光石)は普通のママチャリだ…自転車のスペック差を無視してレースはスタート!下馬評どおり、常田さんがトップを独走。渡辺、星がそれを追いかける展開に。しかし、上り坂では渡辺さんの電動アシストが本領を発揮し、一気に常田さんを抜き去ってしまう。デッドヒートをよそに最後尾からママチャリをこぐ星さんは、水筒を落とした事にも気づかない程、必死だ。そして、その水筒を麗子(清水)が拾い?!
常田さん(橋本)が、深刻な表情でいつもの公園にやってきた。異変に気づいた星さん(光石)と渡辺さん(高橋)は常田さんにその理由を問い詰める。するとどうやら部下の披露宴で余興ダンスを踊る事になってしまったようで、それを2人にも手伝ってほしいのだという。しかも、課題曲は人気アイドルグループ・ストロベリームーンで…。全力で拒否されるも、常田さんはダンススクールを予約するなど用意周到に2人を巻き込む事に成功。しかし、おじさんたちがダンスを踊れるわけもなく、文句を言い続けたことでダンス講師を怒らせてしまい挙句の果てにはスクールを追い出されてしまう。途方に暮れるおじさんたちは、仕方なく自主練を続けてみるも鳴かず飛ばず。そんな中、3おじがダンス練習する所に遭遇した麗子(清水)は、偶然星さんと会話をすることになり…
焼き鳥屋の煙を横目に公園に集まった3おじ。今日の遊びは、「ワンコインおつまみ選手権」だ。ルールは予算500円以内であれば、どこで何を何品買ってもOKで、一番イイおつまみを選んだ人が優勝、というおつまみ異種格闘技戦。それぞれが思い思いのおつまみを求めてお買い物スタート!星さん(光石)や常田さん(橋本)が、商店街でおつまみを物色する中、不穏な動きを見せる渡辺さん(高橋)。自信満々の表情で渡辺さんが行きついた先は、自分が店長を務めるスーパー。自分の店であれば値段の決定権は自分にあるので、予算を気にせず最高のおつまみをゲットできるという寸法だ。やがて、それぞれのおつまみを手に再集結した3おじ。品評会を始めることになるのだが…
いつもの公園で、子どもたちがスマホをいじる姿を見つめる3おじたち。その様子に苦言を呈しながら、自分たちの少年時代にしていた遊びについて話が盛り上がる。翌週、集まった3人は、懐かしい遊びを開催することに。まず、第一種目は「缶馬ダービー」。缶でつくった手製缶馬で進むレースだ。続いては「ビー玉パター」。決められた線からビー玉を投げ、穴に一番近かった人がビー玉を全取りできる。3投して一番手持ちのビー玉が多い人が勝ちだ。そして三種目目は渡辺さん(高橋)が考案した頭脳ゲーム「サンドウィッチワード」。最初と最後の文字をコールして、出来るだけ長い言葉でつなげれば高得点。そして、最後は王道「だるまさんがころんだ」。本気で遊び続ける3おじたちにいつの間か麗子(清水)や、子どもたちも加わり、大規模な大会に発展してしまい…
いつものように集まった“3おじ”は何をするかで会議中。そんな中、常田さん(橋本)が、「一緒に行ってほしいところがある」と切り出す。訝しげについていく星さん(光石)と渡辺さん(高橋)。着いたのは、イケメン先生が教えるクッキングスクールだ。常田さんは、娘さんに自慢出来るようなケーキが作れる“イケおじ”になりたいのだという。イケメン先生目当ての女子生徒に囲まれ、場違い感が否めない中、クッキングスタート! 娘さんの誕生日までにきれいなケーキを作れるようになりたい常田さんは悪戦苦闘。対照的に意外にもセンスを見せつける渡辺さん… やがて、3人がスクールに出入りするところを見かけた麗子(清水)は、自分のためにケーキ作りを習っているのだと勘違いしてしまい…