定時とともに会社を飛び出す銀行支店長の星さん(光石)。向かう先は公園だ。そこで落ち合う仲間は、スーパー店長の渡辺さん(高橋)と、スポーツ用品メーカー営業部長の常田さん(橋本)。彼らの目的は自分たちが楽しめる“金のかからない遊び”を考え、実行する事。 今日、何をするかの話し合いの末、星さん提案の「無目的散歩」で合意した3人。投げた棒切れの先を進路として進んで行くという単純ルールだ。 小学生の冷視線をもろともせず、分かれ道や初めて通る道を大喜びではしゃぎながら行くおじさんたち。しばらく行くと長い急階段に行き着く。しかし、階段方向を指し示す棒切れを前に、既に体力の限界を感じているおじさんたちは狼狽する…