元子は、親元を離れ新しい生活を始めるにあたり、自分が銀座でバーを始めることを両親に口止めする。高級家具を買い、心機一転マンション暮らしを始める元子だが、銀行が手配した調査員により企みが知られてしまう。燭台で働く元子のもとに楢林が声をかけ、新規開店のために力を借そうとする。元子は断るが、巨額の隠し口座を持つ楢林を手に入れたいと考えてもいた。元子は帰りに立ち寄ったディスコで泥酔する波子を見つけ、世話をする。その夜、波子が燭台に現れる。