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刑事吉永誠一涙の事件簿10,沈黙の宴

天然物のトラフグを出す料亭「浜ふぐ」の本店で、本来は毒があるので取り除かれるはずの肝を食べて、客の安井謙二(渋谷哲平)が亡くなった。その前日には、店に金を用意しなければ死人が出るという内容の脅迫状が届いており、別の支店で具合の悪くなった客が出た矢先の出来事だった…。 現場に駆けつけた班長の片山桐子(眞野あずさ)率いる神奈川県警捜査一課の刑事・吉永(船越英一郎)、小沢(林泰文)、玉田(山田純大)、木島(松雄諭)たちは、早速事情聴取を開始。調理を担当した板前の松下(菊池健一郎)は、調理の際に肝が間違って混入するようなことはなかったと説明し、それを裏付けるように、毒のある肝や卵巣を捨てるための金属製の鍵付き容器には調理したふぐの分の肝がきちんと捨てられていた。しかし吉永は、なぜ社長の新倉善造(本田博太郎)が昨日の時点で警察に知らせなかったのか、不審に思う。 その後も聞き取り捜査を続けた結果、実際に安井のもとに料理を運んだ従業員の南原規子(赤澤セリ)から、安井と一緒に来ていた女性が、食べるのもそっちのけで料理はもちろん、トイレや店内、板場まで写真を撮っていたとの証言が出てきた。そこで、吉永たちは安井と一緒に来店していた宮本ユキナ(多岐川華子)からも事情を聞くが、ユキナはこの日自分が勤めるキャバクラに同伴出勤をするつもりで安井と店を訪れたのだと話し、犯行を否認する。 その後、安井の葬儀が営まれ、そこで吉永は、飛田(石田尚巳)という安井の友人が、安井の妻・佳子(床嶋佳子)に生活費の足しにして欲しいと大金を渡すところを目撃してしまう。突然のことに戸惑う佳子は、すぐに返すと吉永に話すが…。 捜査の結果、安井はパチンコ店の店員だったが3ヶ月前から休職していたこと、しかしキャバクラには週に2、3回行くほど金回りが良かったことなどが判明する。しかし、安井とユキナが特別な関係にあったという話などは出てこず、安井と「浜ふぐ」との間にトラブルがあった形跡も一切なかった。 そんな中、ユキナが別の男性と「浜ふぐ」の別の支店へ現れた。しかも、ユキナが店を出た直後、店の客がまたしても倒れてしまう。やがて、ユキナが「浜ふぐ」に合併を持ちかけている関西のふぐ料理チェーン「大谷楼」の関東本部長・瀬良昌孝(金山一彦)と会っていたことが判明。一連の犯行はユキナによるものなのか…!?疑いの目がユキナへと向けられる

日本語
  • Originally Aired November 10, 2019
  • Runtime 120 minutes
  • Network TV Tokyo
  • Created May 1, 2022 by
    shunsuke218
  • Modified May 1, 2022 by
    shunsuke218