父が遺した会社の整理も進み、少しずつ東京行きの足音が聞こえてくる。マリ子(熊谷真実)は父に買ってもらった万年筆を探しているうちに、マチ子(田中裕子)の机からのらくろの絵を見つける。そんな中、はる(藤田弓子)は、お手伝いの千代(二木てるみ)を東京へは連れて行かず、お見合いをさせると言い出す。それを聞いた千代は泣きながら表へ走り出してしまう。不憫に思った牛尾(三国一朗)たちはある提案をして…。