はる(藤田弓子)が東京行きを宣言した法事の後、鯨捕りの男・朝男(前田吟)は三姉妹に東京の魅力を語る。本格的に絵の勉強ができると喜ぶマリ子(熊谷真実)に対し、千代(二木てるみ)は、相談なしに東京行きが決まってしまったことに不貞腐れ、朝男に当たってしまう。岩村(小泉博)たちが帰った後、はるは三姉妹を集めて、東京行きを決断した理由を語りだす。その頃、お隣の一平(益田喜頓)はすっかり元気をなくし…。