純子(山口智子)は、その旅館は昔は甲子園球児たちを泊めていた、ということも旅館をやってみようかと思う理由の一つ、とあき(伊藤榮子)に言う。恭子(松本友里)が帰ってきたので、皆が集まったところで、旅館のことを相談する。欽一郎(浜村純)も含めて賛成すると、あきはどこかの旅館で修業させてもらおう、と言う。昭和30年2月、純子は8年続けた純ちゃん食堂をもも(藤山直美)に任せ、浜風荘のおかみになり…。