天下を統一した徳川家康が病に倒れた。老中・土井利勝は将軍・秀忠と家康の元に駆けつける。死の際に、家康はある秘事を告げる。 「利勝は、わしの隠し子だ。」この日から利勝は、家康の遺志を継ぎ、徳川の太平のためには、“鬼”にもなると誓う。