弘法大師空海ゆかりの札所を巡る四国遍路は、阿波・土佐・伊予・讃岐の四国を全周する全長1400キロにも及ぶ我が国を代表する壮大な回遊型巡礼路。1200年を超えて継承され、今なお人々により継続的に行われている。地域住民の温かい「お接待」を受けながら、供養や修行のため、救いや癒しなどを求めて弘法大師の足跡を辿る四国遍路は、自分と向き合う「心の旅」であり、世界でも類を見ない巡礼文化となっている。そんな四国遍路のストーリーは2015年に日本遺産に認定されている。 今回お遍路の旅をするのはナタリー・エモンズと片岡鶴太郎。「お接待」という独自の文化にも触れながら、愛媛のさまざまな札所を巡る。途中、宇和島の鯛めしや瀬戸内海の天然オコゼを味わい、鶴太郎さんが実践しているヨーガで心と身体を整える。さらに砥部焼の窯元では絵付けに挑戦。画家としても活躍する鶴太郎さんが描いた絵とは…愛媛の札所を巡り、自らの心と向き合う「じょんのび旅」。