富山駅前の路上で立ち尽くす高宮進。路面電車で港町・岩瀬地区にやって来ると、遠くにいるトランクの男に気づく。進を居酒屋新幹線に誘った師匠に違いないと、男の後を追って入ったのは酒屋。店主に薦められて純米大吟醸を買い、富山湾展望台に行くと、目の前に広がる雄大な絶景に圧倒される。その後も、白えび天ぷら、ほたるいか粕漬、かじきの昆布〆、特選ますのすしなど、立山連峰の雪解け水が育んだ酒と肴を仕入れるのだった。