小松駅の近く、こまつの杜にあるショベルカーの前で見栄を切る高宮進。仕事の後、踊るような足取りで向かったのは、酒造りの神様・農口尚彦の酒蔵、農口尚彦研究所。モダンな店内に並んでいる日本酒の中から定番の本醸造を選ぶ。酒の肴を仕込みに、古い町家が残る通りを歩いていると、農口尚彦研究所で見かけた枝野ひかりと出会う。そして、江戸時代末期創業、加賀の珍味や乾物を取り扱う店に立ち寄ると、そこにも、ひかりがいた。