明治時代の45年を懸けた最重要課題が「近代化」です。幕末に次々とやってきては不平等条約を結ばされる欧米列強に対抗するためには、一刻も早く、彼らと肩を並べる近代国家になる必要がありました。今回は「近代化の道のり」を一気にたどる特別編です。1に「軍事力」、2に「経済力」、3に「法律」。幕末には「ちょんまげに刀」だった日本が、一体どのようにして、わずか45年で、ロシアに勝つまでの近代国家になったのでしょうか?大久保利通、伊藤博文、山縣有朋らが奔走する明治の近代化をたどります。