幸(福原遥)は、くじ売り場の火事の被害額200万円を弁償しなければならなくなる。くじ売り場の仕事だけではとても足りず、幸は副業を探し始める。しかし、面接はことごとくうまくいかず、仕事は見つからない。 樹(高梨臨)は、重流(丸山智己)と合コンの夜での再会以降、また2人で会うことに。重流は樹に、新しい仕事先を紹介する。それは樹が志望していた、広告会社の企画職の募集だった。そして重流は、樹に伝えなければならない“ある秘密”を打ち明けようとするが、言い出せない。 樹が「蓮」を訪れると、香(若月佑美)も来ていた。幸が、樹の注文を取りに来る。副業の面接に落ちまくった幸は結局、「蓮」でアルバイトを始めたのだった。指宿(生瀬勝久)は、不運過ぎる幸を雇った店の先行きを心配する。香は、卓海(板垣瑞生)と別れるきっかけをくれた指宿にお礼を言う。樹は指宿から、仕事運を占うと言われる。樹は断るものの、指宿が勝手に占いを始めてしまう。すると、“人生の落とし穴”を暗示する不吉な結果が。樹は「次の仕事先、ほぼ決まってますから」と、気にしないそぶりを見せる。 樹は重流に会い、紹介してくれた会社に就職する話を進めようとする。しかし、重流の紹介で樹の採用がすぐに決まるわけではなく、何度か面接を受けなくてはならないことが分かる。すぐに再就職が決まると思っていた樹の期待は、かなわなかった。重流は、今度こそ樹に秘密を打ち明けるつもりだったが、またしても言うことができない。 樹の面接当日。樹が緊張の面持ちで待っていると、卓海(板垣瑞生)が面接官として現れる。樹は面接会場を間違えていた。人生がかかった面接開始まであと6分。しかしこれは波乱の幕開けに過ぎなかった。史上最悪の面接は、度重なる不運で思いがけない方向へと向かい…!?