夏も近づき、本池上にも夏真理の季節がやってきた。副署長の青柳(橋爪功)は高齢の花火大会の警備計画に躍起になっている。 そんな署に、同じ運送会社の配達員が連続して空き巣に遭ったとの連絡が入った。二軒目の被害者・白井(山本康平)の証言などによると、犯人は玄関の鍵をピッキングで開けて侵入し、なおかつ可燃の隠し場所をあらかじめ知っていたかもしれないという。白井は職場の同僚と飲みに行ったときに酔った勢いでしゃべったような気がするとも証言。二つの事件ともに手口が似ていることから、運送会社の社員を中心に捜査をすることになる。