梅雨も明けた頃、本池上署の刑事・千葉(阿部薫)は近所の喫茶店で働くさやか(小向美奈子)に片思いをしていた。しかもそのことは署内中の噂になっており、関川(田口浩正)や相馬(池内万作)は千葉を冷ややかな芽で見ていた。 そんなある日、篠田(佐藤B作)は空き巣常習犯で逮捕状も出ていた小柴(坂本あきら)を目撃する。その場では身柄を確保できなかったものの、本池上署を挙げて捜査が始まった。