今回の取材対象は男性のヒゲ。江戸時代、初期と後期では男性のヒゲの評価が一変する。17世紀は武士や若者たちの間でヒゲが大流行。格好いいヒゲで伊達男ぶりを競った。しかし、19世紀にはヒゲや濃い体毛が嫌われ、男性は女性に好かれるために除毛、脱毛に励んだという。沢嶋雄一は毛深い家系に生まれた新太郎を取材。そして立派なヒゲをはやした先祖の勘五郎も取材。勘五郎がどのように女性を射止めたのか、解き明かしていく。