身近に存在していながらも、肉眼では捉えることのできないミクロな世界。その存在に人は古来より魅了されてきた。それに一役買ったのが顕微鏡の発明である。微小な世界は顕微鏡を通して見ることで広大な世界となり、そこで人類は生き物の身体の仕組みや細胞など、数多くの発見をなしてきた。そして今、顕微鏡技術の発展とともに、私たちは生命の仕組みや脳の回路をこの目で見ることが可能になった。顕微鏡の最初期から最新の技術まで、顕微鏡を覗くことでしか見ることができない驚異の世界と発見に迫る。