辻斬りが出没し、罪もない人を次々と殺していた。奉行所では主水を屋台のおやじに化けさせるおとり作戦を考え出した。その夜、主水にきりつけてきた辻斬りは、将軍家の世継ぎ宗孝だった。なぜか主水の手助けをする梅富は宗孝の側近にきられる。主水らは最後になるかも知れぬ仕事をする決心を。