大坂冬の陣から5か月余り、徳川と豊臣は再度決戦の時を迎えようとしていた。徳川軍15万に対し、豊臣軍は5万足らず。真田幸村は後藤基次と相談し、基次が先陣を務め家康、秀忠の動向を探る作戦に。しかし、濃霧で幸村が進めずにいる間に、敵の軍勢が迫り、基次は討ち死に、木村重成も討ち死にし全滅となる。急行した幸村は東軍を撃退。幸村は、最後の決戦に備える。忍び・お江もまた、最後を覚悟し幸村と別れの挨拶を交わす。