高さ約130センチ、幅は人がすれ違えない狭さ。今回の舞台は、兵庫・西宮にある線路下を渡る小さなトンネル。通るときには前かがみ。それでもひっきりなしに人が行き来し、地元では“マンボウトンネル”の愛称で呼ばれている。買い物に行くのに最短コースだからという人もいれば、ちょっとスリルがあって楽しいから通るという人も。ちょっと不思議なトンネルに3日間、カメラを据え、行き交う人たちの声に耳を傾ける。