京から船に揺られて24時間、小笠原諸島・父島が舞台。およそ2000人の島民が楽しみにしているのが、週に1度の宅配便だ。ネット通販の急速な拡大によって、本土から1000キロ離れたこの島にもありとあらゆるものが届けられる。最近では、都会からの移住者も増えている父島。誰に、どんなモノが届けられるのか。荷物が配り終わるまでのおよそ3日間、配送車に密着。小さな荷物の先にある、それぞれの人生を見つめる。