東京・歌舞伎町に夜間限定で営業している調剤薬局がある。栄養ドリンクから医師の処方箋が必要な避妊薬までそろえている店には次々と人が駆け込んでくる。肝臓に効くというドリンクを飲み干す水商売の女性。深夜残業中に頭痛に襲われたという若者。そして世間話をするだけで職場に戻る飲食店の主人。店は薬剤師との会話を楽しみにする街の“保健室”のような場にもなっている。深夜の薬局に3日間密着、不夜城の人間模様を描く。