事故を起こした原発から20キロ圏内にある福島・楢葉町。震災以来ずっと鉄道が不通だったが、今年6月にようやく再開。電車で都市とつながった。まだ1日わずか9便。町に宿泊することも許されず多くの住民は他の地域に避難したまま。それでも中心にある竜田駅には様々な人が通り過ぎるようになった。一時帰宅の元住民、近隣の福島第二原発で働く作業員。そして被災地を一目見たいと遠方から訪れる人。小さな駅の3日間の物語。