紅葉を眺めながらゆっくりと山を登っていく。今回の舞台は兵庫・妙見山にかかる、少し古びたリフト。長年、家族連れに親しまれてきたが、この12月、リフトやケーブルカーを含めた、広場一帯が閉鎖される。親子3代にわたって乗ってきたという地元の女性。元教師というご年配は、ここに来ると児童を連れてきた当時の記憶がよみがえるという。さまざまな思い出が詰まったリフトの最後。みんな、どんな思いで乗っているのか。