27日に行われる大阪のダブル選挙。大阪維新の会を率いる、橋下徹氏が、大阪府の「知事」を任期途中で辞め「市長」の座を狙うという異例の展開となり大きな注目を集めている。平成20年、知事に就任すると、財政再建のための徹底したコスト削減、国に対する地方分権の要求など、その大胆な行政手腕が、注目を集めた。今回、橋下氏は、府と市などの再編をめざす『大阪都構想』を打ち出し、現職の平松邦夫市長に戦いを挑む。他にも学校間の競争を促すことで学力向上につなげる事を目指す教育基本条例案を打ち出した大阪維新の会。その手法を、大阪の市民はどう受け止めたのかを見ていく。