タイムスリップ先の1990年で、高野清文(横山裕)とともに塾のアルバイト講師・真野翔子(桐谷美玲)の家に居候することになった小暮鉄平(松岡昌宏)。ある日、鉄平は"13歳の自分"であるテッペイ(田中偉登)が通う塾のオーナー・東唄子(風吹ジュン)から、ごく個人的な頼みごとをされる。30年来の大ファンであるミック・ジャガーが極秘入院している病院に潜入し、ミックと一緒に写真撮影ができるよう取り計らってほしい、というのだ。唄子と同じくローリング・ストーンズの大ファンである鉄平はさっそく、高野を引き連れて病院へ。ベテラン看護士・若槻みのり(石田ひかり)のもとで、看護士見習いとして働き始める。
その矢先のこと。テッペイと同じ塾の生徒・若槻葵(工藤綾乃)がみのりを訪ねて、病院にやって来た。実は、葵とみのりは親子。ところが、葵はスチュワーデスになって世界中を飛び回ることを夢見ており、みのりの仕事を3K(きつい、汚い、危険)だと言って毛嫌いしていた。鉄平はみのりの働きぶりに尊敬の念を抱くが、葵は華やかな世界に恋焦がれる一方。あっさり影響を受けてパイロットになると言い出したテッペイとともに、日々夢を膨らませる。だがそんな折、みのりの身に"ある異変"が起こり…!
かたや、就職活動中の翔子は次々と内定を勝ち取っては自己陶酔。やがて自信満々でテレビ局のアナウンサー試験を受ける。