3位決定戦が間近となり、『絆』をテーマに課題はフリーである事が発表される。『チームいちご』が本選へ出場する為には勝つしか道が残されてなく、考える事は自然とグランプリの事。授業中も、ついついグランプリの課題について話し合ういちごたちだが、思いつくのは今まで作ってきたものと似通ったものばかり。考え込んで授業の手が止まっていた4人は、担任の飴屋に注意を受け、放課後呼び出される事に。だが、飴屋からは怒られるのではなく「当日までの間、グランプリの事を忘れてみるといい」とアドバイスを受けるのだった。一先ず実行してみる事にしたいちごたち。すると翌日、飴屋は実習の内容を暫くのあいだ以前にやった事のある基礎的なものに変更すると言い出す。次の日も、その次の日も復習は続き、明日に迫った3位決定戦を前に苛立ちを爆発させる樫野。蓋を開ければまだアイデアも決まっておらず、慌ててアイデア出しを始める。そこへ、飴屋の、アドバイスの意図に気付いていた精霊たちがやってきて、いちごたちの為にお芝居を始める。